50代ITエンジニアの転職サービス体験談|社内ITで通らずSESに採用された話

はじめに

50代で転職活動をするとき、私はこれまでの経験を活かせる仕事を探していました。

本命は社内ITでした。

長く社内SEとして働いてきた経験があったからです。

  • システム開発
  • 運用保守
  • 要件定義
  • 利用部門との調整
  • ベンダーコントロール

こうした経験は、社内ITであれば活かせると思っていました。

そのため、転職サイトでも転職エージェントでも、基本的には社内ITの求人を中心に探していました。

しかし、結果は厳しいものでした。

社内ITでは書類選考を通過できませんでした。

一方で、リクナビNEXTで見つけた家から近いSES会社に1社だけ応募したところ、その会社が私を採用してくれました。

私は最初からSESを戦略的に選んだわけではありません。

社内ITを本命にしていた。
でも、結果として転職先になったのはSESだった。

この経験から、50代の転職では、
「希望する仕事」と「採用される仕事」が必ずしも一致しない
ことを実感しました。

今回は、私が実際に使った転職サービスとエージェントの経験をもとに、50代ITエンジニアが転職活動で考えておきたいことを整理します。


当時の本命は社内ITだった

当時の私が目指していたのは社内ITでした。

理由は単純です。

それまでの経験を一番活かせると思ったからです。

社内SEとして働いてきた経験があれば、社内ITの求人では評価されるのではないか。

そう考えていました。

また、50代でまったく違う分野へ移るよりも、これまでの延長線上で働く方が現実的だと思っていました。

そのため、最初からSESを狙っていたわけではありません。

まずは社内IT。

これが当時の基本方針でした。

使った転職サービスとエージェント

当時、登録した転職エージェントは次の3つです。

  • リクルートエージェント
  • パソナキャリア
  • インテリジェンスエグゼクティブリサーチ

転職サイトとしては、次の2つを使いました。

  • リクナビNEXT
  • DODA

どれも、基本的には社内ITの求人を探すために使っていました。

リクルートエージェントは、最初の面談の日程調整がうまくいかず、実質的には使いませんでした。

パソナキャリアとインテリジェンスエグゼクティブリサーチでは、いくつか案件を紹介してもらいました。

しかし、書類選考で落ちました。

リクナビNEXTとDODAでも、社内ITの求人を中心に探しました。

しかし、こちらも社内ITでは結果につながりませんでした。

最終的に転職につながったのは、リクナビNEXTで応募したSES会社でした。

ここで感じたのは、転職サービスは1つに絞るより、目的を分けて使った方がよいということです。

  • 自分で求人を探すなら、転職サイト
  • 自分では見つけにくい求人を確認するなら、転職エージェント
  • IT経験をどう見られるか知りたいなら、ITエンジニア向けの転職サービス

このように、役割を分けて考えた方が現実的だと思います。

社内ITでは書類選考を通過できなかった

社内ITは、私にとって一番自然な選択肢でした。

社内SEの経験がありました。

利用部門との調整も経験していました。

運用保守も、開発も、要件定義も経験していました。

それでも、書類選考を通過できませんでした。

もちろん、当時の職務経歴書の書き方にも問題はあったと思います。

自分の経験を、採用側に伝わる形で整理できていなかった部分はありました。

ただ、50代で社内ITに転職する難しさも感じました。

社内ITでは、経験だけでなく、年齢、年収、既存社員とのバランス、組織になじめるかも見られるのだと思います。

自分では「経験を活かせる」と思っていても、採用側が同じように見るとは限りません。

ここが、50代転職の難しいところだと感じました。

SESは1社だけ応募した

SESには、何社も応募したわけではありません。

家から近い会社がありました。

通勤面で無理がなさそうだったため、リクナビNEXTから1社だけ応募しました。

結果として、その会社が私を採用してくれました。

社内ITでは書類選考を通過できなかった。
しかし、SES会社では採用対象として見てもらえた。

これは、SESをすすめたいという話ではありません。

社内ITがだめだという話でもありません。

私の場合は、結果としてSES会社だけが採用してくれたということです。

戦略的にSESを選んだわけではない

ここは大事な点です。

私は、最初から戦略的にSESを選んだわけではありません。

「50代だからSESに行こう」
「社内ITよりSESの方が有利だから狙おう」

そう考えていたわけではありません。

本命は社内ITでした。

転職サイトでも、転職エージェントでも、社内ITを中心に探していました。

それでも通らなかった。

その中で、家から近かったSES会社に1社だけ応募した。

その会社が採用してくれた。

これが実際の流れです。

自分が希望する仕事と、自分を採用してくれる仕事は、必ずしも同じではありません。

50代の転職では、この現実を受け止める必要があると感じました。

転職サービスは現実を知る手段になる

転職サービスやエージェントに登録すれば、転職が決まるわけではありません。

私も複数のサービスを使いました。

エージェントにも登録しました。

案件紹介も受けました。

それでも、社内ITでは書類選考を通過できませんでした。

一方で、リクナビNEXTで自分で見つけたSES会社が転職先になりました。

この経験から感じたのは、転職サービスは「答えを出してくれる場所」ではないということです。

  • どの求人なら通るのか
  • 自分の経験がどこで見られるのか
  • 希望条件と現実にどれくらい差があるのか

それを確認するための手段だと思います。

登録して終わりではありません。

求人を見る。
応募する。
結果を見る。
必要なら、希望条件や職務経歴書の見せ方を見直す。

この流れが大切だと思います。

50代ITエンジニアが転職サービスを使うなら

50代ITエンジニアが転職サービスを使うなら、目的を分けて考えるのがよいと思います。

私の経験では、1つのサービスだけで十分とは言えませんでした。

社内ITを本命にしていても、転職サイトでもエージェントでも、書類選考を通過できませんでした。

一方で、リクナビNEXTで見つけたSES会社に1社だけ応募し、そこが転職先になりました。

この経験から考えると、転職サービスは「どれか1つを選べばよい」というものではありません。

  • 自分で求人を探すサービス
  • エージェントに相談するサービス
  • IT経験をどう見られるか確認するサービス

それぞれ役割を分けて使う方が現実的です。

自分で求人を探したい場合

自分で求人を探したい人は、リクナビNEXTやDODAのような転職サイトで、まず求人の数や条件を確認してみるのがよいと思います。

  • 社内ITの求人はどれくらいあるのか
  • SESやSIerの求人はどれくらいあるのか
  • 勤務地や年収は現実的か
  • 50代でも応募できそうな求人はあるのか

こうしたことは、実際に求人を見ないと分かりません。

私の場合、リクナビNEXTで見つけたSES会社が転職先になりました。

ただし、リクナビNEXTで社内ITに決まったわけではありません。

社内ITを探していた中で、家から近いSES会社に1社だけ応募し、そこに採用されました。

転職サイトは、求人を探すだけでなく、自分の希望と現実の差を確認するためにも使えます。

求人を自分で確認したい人向け

自分だけで判断しにくい場合

自分だけで判断しにくい場合は、転職エージェントに相談する方法もあります。

私もエージェントには登録しました。

パソナキャリアとインテリジェンスエグゼクティブリサーチでは、案件紹介も受けました。

ただし、紹介されたからといって通るわけではありません。

実際、私は書類選考で落ちました。

リクルートエージェントは、面談調整が合わず、実質的には使いませんでした。

今振り返ると、エージェントを使うなら、希望条件や職務経歴をもっと整理しておく必要があったと思います。

エージェントは便利ですが、任せれば決まるものではありません。

自分の経験がどの求人で採用対象として見られるのかを確認するために使う。

この考え方が大切です。

エージェントに相談したい人向け

IT経験をどう見られるか確認したい場合

50代ITエンジニアの場合、自分のIT経験がどこで評価されるかを確認することも大切です。

社内ITで見られるのか。
SESで見られるのか。
SIerで見られるのか。

運用保守が評価されるのか。
要件定義や調整経験が評価されるのか。

同じ経験でも、求人によって見られ方は変わります。

私自身は当時、ITエンジニア特化型の転職サービスで転職したわけではありません。

ただ、現在なら比較候補に入れてもよいと思います。

特に、開発、運用保守、要件定義、インフラ、プロジェクト支援などの経験がある人は、自分の経験がIT領域でどう見られるかを確認する意味があります。

大切なのは、使ったことがないサービスを過度にすすめることではありません。

自分の経験がどこで採用対象として見られるのかを確認することです。

IT経験を専門的に見てもらいたい人向け

社内ITにこだわることは悪くない

社内ITを目指すこと自体は悪くありません。

私も本命は社内ITでした。

社内SE経験がある人にとって、社内ITは自然な選択肢です。

ただし、50代では採用側の見方も厳しくなります。

希望する求人に応募しても、書類選考を通過できないことがあります。

そのときに、自分に価値がないと考える必要はありません。

単に、その求人と合わなかっただけかもしれません。

別の会社では、同じ経験を別の形で見てくれることもあります。

私の場合、それがSES会社でした。

SESをすすめたいわけではない

私がSESに採用されたからといって、50代ITエンジニアにSESをすすめたいわけではありません。

SESにはSESの難しさがあります。

  • 案件によって働き方が変わる
  • 顧客先で働くことがある
  • 会社への帰属意識を持ちにくい場合がある

そのため、SESが誰にでも合うとは思いません。

ただ、50代で転職活動をしたとき、SES会社がこれまでの実績を見てくれる場合もあります。

私の場合は、結果としてそうでした。

大切なのは、社内ITかSESかを最初から決めつけることではありません。

自分の希望。
自分の経験。
採用側の見方。

この3つを見ながら判断することだと思います。

私がこの経験から学んだこと

この転職活動で学んだことは、次の3つです。

希望する仕事に通るとは限らない

私は社内ITを本命にしていました。

しかし、社内ITでは書類選考を通過できませんでした。

希望と結果は一致しませんでした。

これは50代の転職では起こり得ることだと思います。

採用される場所は応募してみないとわからない

私はSESを本命にしていませんでした。

しかし、家から近いという理由で応募した1社が採用してくれました。

応募してみなければ、この結果はわかりませんでした。

転職サービスは立ち位置を確認するためにも使える

転職サービスを使うことで、自分の希望と市場のズレが見えます。

  • どの求人に通らないのか
  • どの求人なら可能性があるのか
  • どの経験が見られるのか

それを知ることができます。

転職サービスは、転職先を決めるためだけではなく、自分の立ち位置を確認するためにも使えます。

まとめ

私の50代転職活動では、本命は社内ITでした。

転職サイトでも転職エージェントでも、基本的には社内ITを中心に探していました。

しかし、社内ITでは書類選考を通過できませんでした。

リクルートエージェントは、面談調整が合わず実質的には使いませんでした。

パソナキャリアとインテリジェンスエグゼクティブリサーチでは、案件紹介を受けましたが書類選考で落ちました。

リクナビNEXTとDODAでも、社内ITを中心に探しました。

その中で、リクナビNEXTで家から近いSES会社を見つけ、1社だけ応募しました。

結果として、そのSES会社が私を採用してくれました。

私は、戦略的にSESを選んだわけではありません。

社内ITを本命にしていた。
でも、採用してくれたのはSESだった。

これが実際の転職活動でした。

50代の転職では、自分が希望する仕事と、採用される仕事が一致しないことがあります。

だからこそ、転職サービスは登録して終わりではなく、自分の経験がどこで見られるのかを確認するために使うことが大切です。

自分で求人を探すのか。
エージェントに相談するのか。
IT経験を専門的に見てもらうのか。

目的を分けて使うことで、自分の希望と現実のズレが見えやすくなります。

転職を急ぐ必要はありません。

社内ITにこだわるのか。
SESも条件次第で見るのか。
今の会社に残るのか。
別の働き方を考えるのか。

最後は、自分ならどうするかを考えて判断することが大切です。


関連記事


🧭 次回予告

次回は、
50代ITエンジニアが独立を考えたきっかけ|会社員を続けるか迷った実体験
について書く予定です。

転職活動やSESでの経験を踏まえ、会社員を続けるか、独立を考えるかで迷った当時のことを整理します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました