🧩 第13回50代SEが転職市場で本当に見られている3つのポイント(現場30年・社内SE/SES/独立の実体験より)

はじめに

「50代になると転職は厳しい」「年齢だけで不利になる」
そんな声をよく耳にします。

しかし私はこれまで、

  • 社内SE(繊維・半導体・タイヤメーカー)
  • SES(大規模案件の設計担当)
  • 独立(官公庁・設計/PL)

というキャリアを歩み、50代でも複数の現場から評価を得てきました。

実際の面談や採用現場で感じたのは──
50代だから不利なのではなく

「見られているポイントが20代・30代と違う」

ということです。

本記事では、
現場30年・面談経験多数の立場から

👉 50代SEが転職市場で “本当に” 見られている3つのポイント
を整理していきます。


1️⃣ 見られているのは「技術力」よりも“役割の再現性”

面談で必ず聞かれたのは

「前職でどんな役割を担っていましたか?」

という質問でした。

特に評価された経験は以下のような内容です。

  • 調整・折衝
  • 要件整理
  • 品質・リスク判断
  • チームの進行管理
  • 障害発生時の判断と指示

私の実務経験としては

  • 社内ITでは
    経理システム・物流・インフラ運用/新規導入PL
  • SESでは
    大規模案件の設計担当
  • 独立後は
    官公庁向けシステムの設計・PL

このような
「上流〜設計〜調整」の役割をどの現場でも再現できる
という点が、特に高く評価されました。


2️⃣ 転職回数そのものは評価対象ではない

50代転職では

「転職回数はマイナス評価になるのでは?」
と不安に思う方が多いですが、

私の場合、むしろ逆でした。

面談で受けた評価は

「プロジェクトごとに現場が変わる中で
短期間で環境に適応して成果を出してきた」

という プラス評価

SES・独立の経験があることで

  • 新しい現場にスムーズに入れる
  • 役割理解が早い
  • 調整・合意形成ができる

と判断されました。

つまり、

👉「転職回数の多さ」ではなく
👉「現場への適応力・再現性」が見られています。


3️⃣ 50代SEに求められているのは“安心して任せられる人”

年齢よりも強く見られていたのは

この人に任せて現場が安定するか?

という観点でした。

評価されたポイントは

  • 不足要件を放置しない
  • 問題が起きる前に共有する
  • 設計レビューでリスクを言語化できる
  • 若手の質問を受け止められる
  • 現場を「落ち着かせられる」

特に官公庁・大規模案件では

トラブルを起こさない人材の価値が高い
と実感しています。


🔍 まとめ:50代SEが選ばれる人の共通点

  • ✔ 技術の深さより
    👉「役割の再現性」
  • ✔ 転職回数より
    👉「新しい現場への適応力」
  • ✔ スピードより
    👉「安心して任せられる安定感」

50代SEは「年齢」で落とされるのではなく

“役割を担える証拠” が見えないと落ちる

というのが、現場での実感です。

これからのキャリアを考える上で

  • 何ができるか
  • ではなく
  • どんな役割を任せられるか

ここを言語化できるかどうかが
合否を大きく分けるポイントになると感じています。


🧭 次回予告

第14回:
50代ITエンジニアの転職が厳しいと言われる本当の理由

  • ・「年齢フィルター」の正体
  • ・落ちる人の共通点/受かる人の共通点

を、実体験ベースで掘り下げます。

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