はじめに:なぜ「書類で落ちる」のか
50代で転職や案件参画を考えたとき、
最初の関門になるのが職務経歴書です。
私自身も経験して感じたのは、
経験があっても普通に落ちる
という現実でした。
スキルや実績が不足しているわけではない。
それでも書類で落ちる。
この理由を整理すると、ひとつの結論にたどり着きます。
「伝わっていない」
今回は、実体験をもとに
50代ITエンジニアが職務経歴書で落ちる理由について整理していきます。
50代の書類選考は「スキルの有無」ではない
若手の場合は、ポテンシャルや将来性も評価されますが、50代では違います。
見られているのはシンプルに、
「この人はこのポジションで即戦力になるか」
です。
つまり、
- できること
- 求められていること
この2つが一致しているかどうかが重要になります。
ここが少しでもズレていると、どれだけ経験があっても通りません。
落ちる人の共通点①:経験を書きすぎている
50代はキャリアが長い分、どうしても情報量が多くなります。
その結果、
- 20年分の業務を全部書く
- プロジェクトを網羅する
- 技術を羅列する
という状態になりがちです。
一見しっかりしているようで、
「何が強みかわからない」状態になります。
採用担当が知りたいのは、
「この案件で何ができる人か」
です。
そのため、“全部書く”は逆効果です。
落ちる人の共通点②:実績が抽象的
よくあるのが、次のような書き方です。
- システム開発に従事
- プロジェクトに参画
- チームで対応
これでは評価されません。
何をどのレベルでやったのかが見えないためです。
必要なのは、
- 何を担当したか
- どこまで責任を持ったか
- どんな成果につながったのか
です。
ここが曖昧だと評価されにくくなります。
具体的にどう書けば伝わるのかは、次回で詳しく解説します。
落ちる人の共通点③:企業・発注側目線がない
多くの職務経歴書は、
“自分がやってきたことの説明”になっています。
でも企業や発注側が見ているのは、
「この人を採用すると何ができるか」
です。
つまり、
- 自分の経験
- 企業・発注側にどう役立つか
この視点に変換できているかが重要です。
実際の例
私自身も、最初は自分目線で書いていました。
プロジェクト内でも協調性を持って、他の方に配慮し全体最適を意識した作業を心がけています。
このような書き方では、意識の話で終わってしまい、評価につながりません。
どのように書き換えると伝わるのかは、次回で具体例を交えて解説します。
まとめ
50代ITエンジニアが職務経歴書で落ちる理由は、
能力不足ではなく「伝え方の問題」
です。
- 書きすぎる
- 抽象的すぎる
- 企業・発注側目線がない
この3つが揃うと、評価されにくくなります。
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👉次回予告
50代ITエンジニアの職務経歴書の書き方|スキルマッチを伝える具体例
50代の転職や案件参画で重要になるのは、
「スキルをどう伝えるか」ではないでしょうか。
どのように書けば評価されるのか、
スキルマッチとは具体的にどういうことなのか、
採用担当や発注側に伝わる書き方とは何か。
私自身の経験も踏まえて、
職務経歴書の具体的な書き方を解説します。

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