高配当株を探すとき、最初に気になるのは配当利回りではないでしょうか。
私も50代で投資を再開してから、高配当株を中心に買うようになりました。
ただ、現在は配当利回りが高いという理由だけでは買いません。
私はSBI証券を使っているため、まずSBI証券で高配当株を探します。
そこで候補を見つけたら、IR BANKで過去の業績や財務状況を確認します。
さらに、株価が割高ではないかも自分なりの基準で確認します。
40代では、株式の短期取引、日経225先物、オプション取引などを行い、最終的に約300万円の損失を出しました。
その経験から、50代では短期の値動きを当てるのではなく、長く保有できる銘柄を選ぶことを重視するようになりました。
今回は、私が現在どのような流れで高配当株を選んでいるのかを書きます。
40代の失敗から長期投資へ
私は40代の頃、株式の短期取引、日経225先物、オプション取引などで合計約300万円の損失を出しました。
その後、一度投資から離れています。
50代になって投資を再開してからは、以前と同じ方法には戻らず、インデックス投資と高配当株を中心とした長期保有へ切り替えました。
この経緯については、
40代で300万損した私が50代で投資をやり直せた理由|「当てる」から「育てる」への転換
で詳しく書いています。
この記事では、失敗の話ではなく、現在どのように銘柄を選んでいるかに絞ります。
高配当株でも、利回りだけでは選ばない
高配当株を探していると、どうしても配当利回りに目が行きます。
私も配当利回りは確認します。
しかし、
「利回りが高いから買う」
という選び方はしていません。
これまでの記事でも、
- 倒産リスクが小さい銘柄
- 大企業・インフラ系・生活必需品系など、安定した業績の企業
- 長期で持てる高配当株
- 事業内容
- 配当性向
- 自己資本比率
- 過去の業績
などを見ると書いてきました。
第51回からは、そこから一歩進めて、私が実際にどのように銘柄を調べているのかを書いていきます。
まず証券会社で高配当株の候補を探す
私はSBI証券を使っているため、まずSBI証券で高配当銘柄を検索しています。
ただし、高配当銘柄を検索するために、SBI証券でなければならないということではありません。
他の証券会社でも、同じように条件を指定して銘柄を探すことはできます。
私の場合は、普段使っているのがSBI証券なので、そこで探しているというだけです。
ここでは、購入する銘柄を決めるというより、
調べる候補を探す
という位置づけです。
高配当株を見つけたからといって、そのまま購入するわけではありません。
候補が見つかったら、次にIR BANKを確認します。
IR BANKで業績と財務を確認する
IR BANKでは、左上の検索欄から銘柄名または証券コードを入力し、「決算」を開いて確認しています。
私が見ているのは、次の8項目です。
- 売上高
- 1株当たり利益
- 営業利益率
- 自己資本比率
- 営業活動によるキャッシュフロー
- 現金等
- 1株当たり配当金
- 配当性向
現在は、この8項目を見ながら銘柄を確認しています。
例えば、売上高なら過去からの推移を見ます。
営業利益率や自己資本比率には、自分なりに確認している目安があります。
配当についても、現在の金額だけではなく、過去からの推移や配当性向を見ています。
具体的な数値の見方については、次回の記事で整理します。
この確認方法はYouTubeを参考にした
この8項目を使った確認方法は、私が一から考えたものではありません。
YouTubeで紹介されていた高配当株の分析方法を参考にしています。
2024年8月頃から、その方法を参考にしながら、自分の銘柄選びでもIR BANKを確認するようになりました。
参考にした動画はこちらです。
現在も、この方法をベースに銘柄を確認しています。
財務を確認した後に株価を見る
IR BANKで財務状況などを確認したら、次に株価が割高ではないかを見ます。
私は一つの目安として、
1株当たり利益 × 10 + 1株当たり資本
を計算しています。
そして、
この金額が現在の株価を上回っているか
を確認します。
例えば、
1株当たり利益が100円、
1株当たり資本が1,000円なら、
100円 × 10 + 1,000円 = 2,000円
となります。
株価がこれより低ければ、私の場合は割安かどうかを考える材料の一つにします。
この計算だけで購入を決めるわけではありません。
IR BANKで確認した業績や財務状況などと合わせて判断しています。
私の銘柄選びは4段階
1.証券会社で高配当株を探す
私はSBI証券を使っていますが、ここでの目的は購入する銘柄を決めることではありません。
まず、調べる候補を探します。
2.IR BANKで8項目を確認する
売上高や利益、財務、キャッシュフロー、配当などを過去から確認します。
3.株価が割高ではないかを見る
1株当たり利益×10+1株当たり資本と現在の株価を比べます。
4.全体を見て購入するか判断する
配当利回りだけではなく、業績、財務、配当、株価を合わせて考えます。
これが現在の私の基本的な銘柄選びです。
40代の頃との一番大きな違い
40代の頃は、値動きを当てることに意識が向いていました。
現在は、
株価の動きを当てることより、企業の数字を確認してから買うこと
を重視しています。
それでも、買った後に株価が下がることはあります。
投資なので、必ず利益になるわけでもありません。
ただ、以前のように値動きだけを見て売買することはなくなりました。
短期の値動きを追う投資と長期投資の違いについては、40代で投資に失敗した私が「やってはいけない」と思うこと|投機と投資の決定的な違いでも書いています。
買った後も確認する
長期保有だから、一度買ったら何もしないというわけでもありません。
私の場合は、
- 財務状況が悪化した場合
- 株価が割高になったと判断した場合
には、売却を検討します。
このあたりは、投資シリーズの中で改めて詳しく書く予定です。
長期保有といっても、
何があっても持ち続ける
という意味ではありません。
購入するときだけでなく、保有した後も企業の状態を確認しています。
50代でどこまでリスクを取るかについては、50代の投資は攻めない方がいい?実体験から導いた「負けない」判断基準でも整理しています。
まとめ|高配当株は「見つけてから」が大事
高配当株を探すこと自体は、証券会社の検索機能を使えばできます。
私の場合はSBI証券を使っていますが、大切なのはどの証券会社を使うかではなく、候補を見つけた後に何を確認するかだと考えています。
現在は、
- 証券会社で高配当株を探す
- IR BANKで8項目を確認する
- 1株当たり利益×10+1株当たり資本と株価を比較する
- 全体を見て購入するか判断する
という流れで銘柄を選んでいます。
40代では短期売買などで約300万円を失いました。
その経験を経て、50代では投資のやり方を変えました。
高配当だから買うのではなく、
「この銘柄を長く持てるか」を数字を確認しながら考える。
これが現在の私の銘柄選びです。
もちろん、この方法がすべての人に合うとは限りません。
自分なら何を確認してから株を買うのか。
自分なりの基準を持つことが大切だと思います。
🧭 次回予告
高配当株を買う前に何を見る?|私がIR BANKで確認している8項目
今回は、私が高配当株を選ぶときの全体的な流れを書きました。
次回は、実際にIR BANKで確認している、
- 売上高
- 1株当たり利益
- 営業利益率
- 自己資本比率
- 営業活動によるキャッシュフロー
- 現金等
- 1株当たり配当金
- 配当性向
について、
私がどこを見て、どの数字を一つの目安にしているのか
を、実際に使っている基準に沿って整理します。

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