🧩 第10回:40代で300万損した私が50代で投資をやり直せた理由

はじめに

40代の頃、私は株式の短期取引、日経225先物、オプション取引に挑戦し、最終的に合計300万円の損失を出しました。
この経験は今でも鮮明に覚えています。

  • 株:-100万円
  • 日経225先物:勝てず
  • オプション取引:Callを買えば下がり、Putを買えば上がるという悪循環

オプションの売りはリスクが高いため避け、買いだけをやっていましたが、それでも利益になったことはありませんでした。

「自分にはトレードの才能はない」
そう思い、投資から離れた時期もありました。

しかし50代に入り、もう一度投資に向き合うきっかけが生まれます。


1. 40代で大損した理由:今ならはっきりわかること

振り返ると、40代での失敗には明確な共通点がありました。

① 損切りを“正しく”理解していなかった

株は下がったら売る、というルールを徹底したものの…

  • 反発を待てず焦って売る
  • 小さな損を積み重ねて最終的に大きなマイナスへ

結果、下がる → 売る → 次も下がる → 売る を繰り返していたのです。

② 価格予測に依存した投資スタイル

先物もオプションも「方向性を当てる」ことに全てがかかります。

しかし現実は…

  • Callを買えば相場は下がる
  • Putを買えばなぜか上がる

心理的にも疲弊し、やればやるほど資金が減る状態でした。

③ 市場の変化を読めていなかった

デフレが続く時代、価格変動で利益を取りにいくのは難しかったのだと、今なら分かります。


2. 投資を“やり直す”きっかけ:相場の流れが変わった

しばらく投資から離れていましたが、ある時期から日経平均が明らかに上昇し始めました。

「あれ?これは流れが変わっている…?」

調べていくと、

  • デフレからインフレへ
  • 日本企業の増配傾向
  • 株主還元の強化

こうした追い風が強まっていることに気づきました。

そこで私は、これまでの反省を踏まえ、投資スタイルを根本から見直すことにしました。


3. 50代で選んだのは「高配当株」だった

私が再び投資を始めるにあたり重視したのは、以下の3つです。

① 倒産リスクが小さな銘柄

大企業・インフラ系・生活必需品系など、安定した業績の企業を中心に選定。

② 長期で持てる高配当株

  • 配当がある → 下落局面でも精神的に耐えられる
  • 再投資で雪だるま式に伸びる

これが短期投資との大きな違いでした。

③ “値動きではなく価値”を見る投資

チャートではなく、

  • 事業内容
  • 配当性向
  • 自己資本比率
  • 過去の業績

を重視するように。

その結果…


4. 現在の状況:含み益350万円まで回復

高配当株を中心にコツコツ買い続けた結果、
現在は含み益が350万円を超えました。

  • 短期売買のようなストレスがない
  • 下落局面でも配当のおかげで落ち着いて持てる
  • 市場の成長に合わせて資産も着実に増える

40代での「値動きに翻弄される投資」とは、まったく別の世界です。


5. 学んだこと:50代の投資は“戦い”ではなく“育てる”もの

今回の経験から私が得た結論はひとつ。

🔹 50代の投資は「当てる」ではなく「育てる」スタイルが合う。

40代で失敗したのは、
“短期で儲けたい” という焦りがあったからです。

しかし50代になると…

  • 多少の時間的余裕がある
  • 大きなリスクを取る必要はない
  • コツコツ積み上げが強い武器になる

この視点に変わるだけで、投資はまったく違うものになります。


🧭 まとめ

  • 40代の短期投資で300万円損したのは「予測頼りの投資」が原因
  • 相場の環境が変わり、50代で高配当株による投資を再開
  • リスクを抑え、長期で育てる投資に切り替えた結果、含み益350万円まで回復
  • 50代からでも投資は十分やり直せる

50代ITエンジニアの働き方全体については、
社内SE・SES・独立──25年経験から見る“50代の最適キャリア”
で整理しています。


🧭 次回予告

次回は、
「社内SE・SES・独立:25年経験から見る“50代の最適キャリア”」
をお届けします。

25年以上のキャリアをどう活かし、どの働き方が自分に合うのか、実体験ベースで解説します。

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