🧩 第14回:50代ITエンジニアの転職が厳しいと言われる本当の理由

はじめに

「50代になるとIT転職は厳しい」
そう言われることが増えています。
しかし私は
社内IT・SES・SIer・独立フリーランスを経験してきた中で、
👉 50代が厳しい職場と
👉 50代でも評価される職場
その違いがはっきり見えるようになりました。

単に「年齢が高いから厳しい」のではありません。
評価軸が“合っていない職場”を選んでいること
これが最大の理由だと感じています。

本記事では、
✔ 50代が社内ITで苦しくなりやすい理由
✔ SES・SIerで年齢が気にされにくい理由
✔ 50代が評価される働き方の共通点
を、私自身の経験をもとに整理していきます。


1. 50代になると「社内IT」が難しくなる理由

私自身、長く社内ITで働いてきましたが
50歳を過ぎる頃から
「働き方の難しさ」を強く感じるようになりました。

理由はシンプルです。

🔸 社内ITは“総合職寄り”のポジションだから

社内ITは
・企画
・調整
・管理業務
・会社全体の最適化
といった要素が強く、
キャリアの流れは管理職寄り になります。

そのため
✔ 将来の幹部候補
✔ 長期的に育成する人材
✔ 組織でのポジションが作れる人
👉 こうした観点での採用・登用が多くなります。

結果として、
若い人材が好まれやすい
という構造が自然に生まれます。


🔸 さらに「社内ITはコストセンター」

社内ITは基本的に
👉 直接売上を生まない部門

企業から見ると
✔ コスト削減対象
✔ 人件費は抑制方向
になりやすいのが現実です。

50代になると
・給与は高くなる
・役職も求められる
・成果は見えにくい
となるため

💬「人件費の高い中堅以上は増やしたくない」
という判断が出やすいのです。


2. SES・SIerは「年齢より結果」で判断されやすい

一方で、私がSES・SIerにいたときは
50代だから不利
という場面はほとんどありませんでした。

むしろ
👉 現場から信頼されやすい
と感じる場面が多かったです。

🔸 SES・SIerは「プロジェクト完了」が最重要

SES・SIerは
プロジェクトをいかに完了させるか
が最優先されます。

求められるのは
✔ 役割を遂行できるか
✔ トラブルを収められるか
✔ 周囲を巻き込めるか
✔ 顧客と調整できるか
👉 年齢より「何ができるか」が評価対象
という世界です。

🔸 さらに「プロフィットセンター」である

SES・SIerは
👉 売上・粗利を生む事業部門
です。

つまり、
✔ 現場で稼働 = 収益に直結

そのため
・経験がある
・信頼して任せられる
・炎上を防げる
こうした50代は
むしろ重宝されやすい と感じます。


3. 同じ50代でも「評価される人・されない人」の違い

現場を見ていると
👉 年齢が問題なのではなく
👉 アピール内容がズレている
こう感じることが多いです。

❌ 技術スキルだけを並べる50代

・○○ができます
・△△の経験があります
これは
👉 若手でも言える内容です。

⭕ 役割と成果を語れる50代

評価される人は
✔ 何を任されていたか
✔ どの立場で関わったか
✔ どんな課題を収束させたか
✔ どう判断し、どう進めたか
👉 「役割 × 責任 × 成果」で語ります。

特に
・設計責任
・PL/PM補佐
・顧客折衝
・品質管理
・レビュー主導
こうした要素は
50代ならではの強み です。


4. 50代が狙うべき市場はどこか?

結論として私はこう感じています。

🔹 社内ITは「会社都合のキャリア」

✔ 安定志向なら良い選択
✔ ただしポストは限られる
✔ 年齢的に競争は厳しい

🔹 SES・SIerは「役割勝負のキャリア」

✔ 年齢はほぼ関係なし
✔ プロジェクト志向
✔ 実績が評価されやすい
👉 50代でも十分戦える


🔥 まとめ:50代ITエンジニアは「場所」で難易度が変わる

50代の転職が厳しいのは
✔ 能力の問題でも
✔ 年齢の問題でもなく
👉 評価軸が合っていない職場を選んでいるから
というのが、私の結論です。

✅ 社内IT → 組織人材・将来性重視
🔹 若手が優先されやすい

✅ SES・SIer → 結果・役割・実績重視
🔹 50代でも価値を発揮できる

50代は
✔ 若手より経験がある
✔ 現場の落と穴を知っている
✔ 調整・責任・品質管理が強い

だからこそ
👉 「作業」ではなく「役割」で勝負する
ここが分岐点になります。


🧭 次回予告

第15回:50代ITエンジニアが「まだ評価される人・されない人」の違い
✔ 面談で刺さる伝え方
✔ 企業が見ているポイント
✔ 50代ならではの強みの言語化
を、具体例ベースで整理します。

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