はじめに:案件終了は50代フリーランス最大の不安
50代で独立してフリーランスになると、
誰もが一度はこう思います。
「案件が終わったら次はあるのか?」
会社員なら給料は続きますが、
フリーランスは案件終了=収入が止まる可能性があります。
独立前に感じていた不安については、
第18回:独立前に一番不安だったことベスト5でも詳しく書いています。
私も独立して2案件目ですが、
独立直後に案件探しで大きくつまずきました。
- 紹介予定で「ほぼ大丈夫」と言われていた案件に面接で落ちる
- その後2か月で4回連続不採用
正直、「50代は厳しいのかもしれない」と不安になりました。
しかし最終的には、
5回目の面接でコンサル案件を獲得し、
今は2案件目につながっています。
独立1年目の収入の現実については、
第17回:1年目の実例で公開しています。
この記事ではその経験から、
案件を切られた時にやるべきことを整理します。
1️⃣ 面接に落ちると「自分の価値」が揺らぐ
独立直後の面接で一番つらいのは、
スキルではなくメンタルでした。
「紹介だから大丈夫」と言われていたのに落ちた時、
頭の中に浮かんだのはこれです。
- 自分はもう通用しないのか
- 50代だから落とされるのか
- 次が決まらなかったらどうする
面接に落ち続けると、
冷静に考えられなくなります。
転職市場で本当に見られているポイントは、
第13回の記事でも解説しています。
2️⃣ 不安な時こそ「他者の評価」を取りに行った
4回落ちた時、私は社内IT時代の知人に相談しました。
すると知人が、過去のプロジェクトの話をしてくれました。
その知人は当時、上層部から
「そのプロジェクトから手を引け」
と言われたそうです。
しかし知人は事情を説明し、
プロジェクトを継続できるよう話を付けてくれました。
そして最後にこう言われました。
「あなたがプロジェクトを動かしていたから話を付けました」
「別の人だったらやってないですよ」
この言葉で救われました。
面接で落ちていた私は、
自分の強みを見失っていたのだと思います。
3️⃣ 面接で語れる「信頼エピソード」を集めた
この経験をきっかけに私は考えました。
面接で語れる実績は、数字だけではない
「一緒に働いた人の評価」も武器になる
そこで他の知人にも話を聞きました。
するとこんな意見をもらえました。
- 「安心して仕事を任せられる人だった」
- 「自分よりシニアなのに普通に接してくれて働きやすかった」
- 「現場が落ち着く存在だった」
こうした声を集めたことで、
自分が提供できる価値が明確になりました。
4️⃣ 5回目の面接で案件を獲得できた理由
そして5回目、コンサル会社の面接に挑みました。
その時は技術よりも、
- 現場を動かしてきた経験
- 信頼される立ち回り
- 安心感を与えられること
を言語化して伝えました。
結果として、
「拾っていただいた」
という形で案件を獲得できました。
ここで強く感じたのは、
50代はスキルより「信頼」で選ばれる
という現実です。
独立前の準備については、
第9回:独立前に準備すべき5つのステップにまとめています。
5️⃣ 案件終了後も次がつながった理由
そのコンサル案件は半年で終了しました。
また不安がよぎりましたが、
次は驚くほどスムーズでした。
理由は明確で、
SES時代にお世話になったお客様と関係が続いていた
からです。
過去の信頼がそのまま次の案件につながりました。
独立して後悔する人の共通点は、
第16回の記事でも解説しています。
6️⃣ 案件を切られた時にやるべきこと5つ
✅① 面接に落ちても「能力不足」と決めつけない
案件面接は相性とタイミングです。
落ちるのは普通です。
✅② 信頼エピソードを集める
自分の強みは自分では見えません。
過去の同僚に聞くと武器になります。
✅③ 面接では「安心感」を言語化する
50代は技術力より
- 調整力
- 現場推進力
- 信頼感
が評価されます。
✅④ 人脈は最大の資産
昔のつながりが次を救います。
✅⑤ 生活防衛資金は必須
面接連敗の2か月は精神的にきつかったです。
最低3〜6か月分は準備しておくべきです。
まとめ:案件終了は「信頼を見直すタイミング」
私自身、
- 紹介案件に落ちる
- 面接4連敗
- 他者の評価を集め直す
- 5回目で案件獲得
- 半年終了後も信頼で次につながる
という流れを経験しました。
だから言えます。
案件が切れても終わりではない
信頼を棚卸しすれば次はつながる
50代フリーランスの武器は、
経験より「信用」です。
🧭次回予告
第20回:50代ITエンジニアの副業は何が現実的?失敗例と成功例
副業で遠回りする人が多いので、
「現実的に稼げる副業」だけに絞って整理します。

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